アントン・レームデン (Anton Lehmden)

1929年 ノイトラ(スロバキア) ― 

【略歴】
 1929年1月2日、スロバキアのノイトラに生まれる。第2次世界大戦が終戦を迎える1945年よりウィーンに定住。
 1945年、ウィーン美術学校に入学し、R.C.アンデルセン教授とギュータースロー教授に師事。ハウズナーらと共にウィーン・アートクラブを創設する。

『戦車の戦い(*1)』

 1953年、ウィーン市奨励賞を受賞。
 1954年、代表作の一つ『風景の中の戦士』を制作。
 1954〜56年、代表作の一つ『戦車の戦い』(*1)を制作。
 1956年、インスブルグのグラフィック賞1位、国家奨励賞を受賞。
 1958年、ローマの奨学金を獲得してローマに滞在。
 1962〜63年、トルコで教鞭をとる。
 1964〜65年、イスタンブールの聖ゲオルグ教会の内装改修事業に協力し、数多くの壁画や窓画、教会設備の設計を手がける。
 1966年、ドイツクロイツ・ルネサンス城を入手。
 1968年、ウィーン賞を受賞。
 1970年、ウィーンの聖ラザロ派聖堂の再建に参画。キリスト磔刑像の巨大壁画を描く。グラーツの聖ラザロ教会の壁画・窓絵を描く。ドイツ・ニュルンベルクのデューラー賞を受賞。

 (*1) 『戦車の戦い』(Panzerschlacht) 1954-56, 菩提樹板に油彩、85x106cm

 参考文献:『ウィーン幻想絵画展図録』 朝日新聞社


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