フィリップ・オットー・ルンゲ (Philipp Otto Runge)

1777年 ヴォルガスト(独)生 ―1810年 ハンブルク 没12月2日 

 【略歴】
 1777年、ドイツの東北端のヴォルガストに生まれ、厳しいプロテスタントの家庭に育つ。
 1799年〜1801年、コペンハーゲンのアカデミーで学ぶ。
 1801年〜1804年、ドレスデンのアカデミーで学ぶ。
 アカデミーでクラウディウス(1740-1815)やルードヴッヒ・ティーク(1773-1853)と親交を結び、ゲーテ(1749-1832)と知り合う。ヤコブ・ベーメに傾倒し、その神智学的宇宙論ともいうべき思想を基盤にして、新しい風景画の世界を創造しようとした。
 1804年、ドレスデンの商人の娘、パウリーナ・バセンゲと結婚し、彼を経済的に支援した兄ダニエルが暮らすハンブルクに移り住む。

『朝』(*1)

 1805-6年、『エジプト逃避途上の休憩』を描く。
 1806年、色彩論を研究し、ゲーテと書簡を交わす。
 1808年、宇宙の発展過程を「朝、昼、夕、夜」の4相で象徴した絵画に合唱を合わせた総合芸術を構想。『朝』のみ完成。
 1810年、ハンブルクで色彩論に関する著書を刊行。同年12月2日に他界。

 彼の作品の多くはハンブルク美術館に所蔵されている。

(*1) 『朝』 油彩・カンヴァス 152x113cm (1807年) ハンブルク美術館


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