リヒャルト・エルツェ (Richard Oelze)

1900年 マグデブルク(独) ― 1980年 ハメルーン 

『期待』(1936)

【略歴】
 1900年6月29日、ドイツのマグデブルクに生まれる。
 1921年から25年までワイマール及びデッサウのバウハウスに学ぶ。
 その後、ドレスデン、アスコナ、ベルリンを転々とする。
 1932年にパリに移り、ブルトンエルンスト、ダリらと交流。この時期はラファエル前派風の肖像画を描く。
 1934年、『幻想風景のなかのポートレート』で、樹木や植物、女や鳥が不気味な有機体に変わる瞬間を描く。
 1936年、ドイツに戻る。
 1939年、北ドイツ・ブレーメンの東方15kmにあるヴォルプスヴェーデの芸術家村に入村する。
 1941年、ドイツ国防軍に参加。その後、捕虜収容所に入所。
 1945年、 ヴォルプスヴェーデに戻って生活する(〜62年)。
       ブレダン風の衰滅する風景や蔦や羊歯にびっしりと覆われた廃墟等を描く。
 1954年、54歳にして初の個展が開かれる。
 1968年、ヴェネツィア・ビエンナーレに出品。
 1980年11月26日、ハメルーンにて逝去。

【参考文献】
   『迷宮の魔術師たち―幻想画人伝』 種村李弘(著) 求竜堂 (1985/02)
   『リヒャルト・エルツェ』 小柳 玲子 (編集)  岩崎美術社 (1997/06)


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