カミーユ・ルモニエ (Camille Lemonnier)

1844年 エクセル(ベルギー) ― 1913年 ブリュッセル

 1844年3月24日、ブリュッセル近郊のイクセルに生まれる。学校では法律を学び役所に勤めたが3年後に辞職し、美術評論や小説を書く。マックス・ワラーが1881年に創刊した雑誌『若きベルギー』(La Jeune Belgique)の常連ライターで、『若きベルギー』にはローデンバックやヴェラーレン、メーテルランクなど高踏派や象徴派の作家・詩人が多く参加していた。
 1876年、ユイスマンスがフランスで出版できないと考えた『マルト』をベルギーで刊行しようとした際、ブリュッセルの出版社を紹介したことで交流。
 ルモニエの場合、小説としては自然主義の影響が濃い作品で知られ、代表作に『ある男』(1881)がある。
 なお、 森鴎外の翻訳本『諸国物語』(1915年出版)の1編として、彼の『聖ニコラウスの夜』が含まれている。
 晩年は美学研究に専念し、ギュスタヴ・クールベやフェリシアン・ロップスらの評伝を書いた。


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